作新・小針監督が紅白戦でカミナリ「挑戦者の戦い方じゃない」

[ 2018年8月4日 05:30 ]

紅白戦の途中に小針監督に喝を入れられるナイン
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 5日に開幕する第100回全国高校野球選手権記念大会の出場校が、兵庫県西宮市など各地で練習を行った。初戦で春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)と激突する作新学院(栃木)は紅白戦を行い、実戦感覚を取り戻した。

 2時間の練習で実施した紅白戦。レギュラーと控え組に分かれ、小針崇宏監督は「大阪桐蔭戦以上の試合をしよう」と言って送り出した。初回2死二塁から3番の斎藤がいきなり2ランを放ったが、初回終了後に小針監督は試合を中断。選手に「挑戦者としての戦い方じゃない。普段通りではなく、捨て身でいかないと勝てないぞ」とハッパを掛けた。

 無死二塁から始めるなど意図的なピンチもつくり、強打を誇る大阪桐蔭戦を想定した。2回2死一、三塁で二盗を阻止した捕手の磯主将は「監督にカツを入れられて、少ない時間でも大阪桐蔭に挑む気持ちができた。日本一のチーム相手に生半可な思いでは勝てない」と闘志を燃やした。 (武田 勇美)

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2018年8月4日のニュース