中日・大野雄　不用意１球…４点リード、４度目先発でも勝てず

セ・リーグ   中日５―６阪神 （ 2018年7月4日    甲子園 ）

＜神・中＞６回、同点に追いつかれ降板する大野雄（撮影・大森　寛明）
Photo By スポニチ

　不用意な１球で空気が一変した。４―０の４回２死一、二塁。中日の先発・大野雄は１４６キロの高め直球を梅野に３ランにされた。

　「一番打たれていけないのはホームラン。それが一番出やすいところに投げてしまった」。６回に同点を許し５回１／３で降板。今季４度目の先発でも初白星を得られなかった左腕は、逆転負けの責任を背負った。森監督は「３ランで追う方は楽になったな」と淡々と振り返るのみだった。