今季最多16点爆勝に福留が思わず“本音”「いいことですけど、少しずつ分けたいなと」

[ 2018年6月27日 22:28 ]

セ・リーグ   阪神16―6DeNA ( 2018年6月27日    横浜 )

<D・神>4回無死一・二塁、福留が中越えに逆転3ランを放つ(撮影・岩崎 哲也)
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 阪神がともに今季最多となる17安打16得点でDeNAに大勝。5連敗の後で2連勝を飾った。

 初回に3点を先取した阪神は3回に大量5点を失って逆転されたが、4回に福留の中越え7号3ランで再逆転。7回に1点、8回に2点を加えた後の9回には打者10人を送って梅野の2ランを含む6安打集中で一挙7点を挙げ、久々の大勝となった。

 前日は3ランを放つなどチームの全4打点を叩き出した5番・陽川がこの日も二塁打3本を放つなど4安打3打点と活躍し、3番・福留は逆転3ランを含む2安打4打点。1番・糸原が4安打、7番・鳥谷が4打点、8番・梅野が2ランを含む2安打3打点と切れ目のない猛虎打線の復活となった。

 チームの主将を務める41歳の福留は、相手にエラーが出た直後の初球をバックスクリーンに叩き込み「相手のミスもあったので、もらったチャンスを何とかしたいなという思いで(打席に)入った」とし、手応えについては「ここ最近の中では完ぺきだと思います」とキッパリ。「いま陽川くんが絶好調なんで、陽川が流れをつくってくれた」と売り出し中の26歳にも感謝した。

 自身は9回にもダメ押しの右翼フェンス直撃二塁打を放ち、計4打点。「こういう日もあっていいと思います」とニンマリしたベテランは、チームのともに今季最多となる17安打16得点に「ずっと点が取れずに来ていたので、いいことですけど、少しずつ分けたいなと思いました」と思わず“本音”を漏らして場内の笑いを誘った。

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2018年6月27日のニュース