青木 球宴出場御礼!V3ラン「一時期より全然いい」

[ 2018年6月27日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト9―1中日 ( 2018年6月26日    神宮 )

<ヤ・中>3回無死一、二塁、青木が右翼席へ3ランを放つ (撮影・大塚 徹)
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 打った瞬間、本塁打だと確信した。ヤクルト・青木は「入ったと思いました。ライナーだったけど、いい形で打てましたね」と自画自賛。先制点が欲しかった3回無死一、二塁、右翼席へ5号3ランを叩き込んだ。

 小笠原が投じた142キロ、やや内寄りの直球だった。「甘い所に来た球をしっかり打てた」。25日にファン投票で7年ぶり8度目の球宴出場が決まったばかり。感謝の気持ちを込めた一発となった。

 初回に右前打、4回にも左前打を放ち今季6度目の猛打賞と文句なしのヒーロー。「一時期より(状態は)全然いいと思います」と言い切った。6月は打率・338、3本塁打、17打点。好成績に加え、交流戦最高勝率のチームの好調も加味すれば、10年9月以来、自身4度目の月間MVPは射程圏だ。

 2番での出場が23試合目と増えてきた。「自分でも2番はいいと思う。昔からの(小技に優れた)日本風の2番という感覚はない。長打は凄く大事だと思っている」。3ランの場面も、ミート技術が高い青木でなければ犠打が濃厚なケースだ。攻撃の幅を広げ、勝利に結びつけている。小川監督も「波があったけど、内容が格段に良くなっている。2番がはまっているね」とうなずいた。 (細川 真里)

 ▼ヤクルト・ブキャナン(9回に1失点も完投で6勝目、打っても2安打1打点)完封したかったけど、チームが勝ったことが全てです。

 ▼ヤクルト・西浦(1番2試合目で6号3ランを含む3安打。2四球も選び全打席出塁)ボールも見えているし、いい体の反応ができている。

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