DeNA・飯塚、今季最短KO 初回5四球3失点 逆転してもらった直後に3ラン被弾

[ 2018年6月27日 20:03 ]

セ・リーグ   DeNA―阪神 ( 2018年6月27日    横浜 )

<D・神>4回無死一・二塁、DeNA先発・飯塚は福留に逆転3ランを打たれがっくり(撮影・岩崎 哲也)
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 DeNAの飯塚悟史投手(21)が27日、横浜スタジアムで行われた阪神9回戦に先発登板。初回に5四球を与えるなど大荒れのマウンドとなり、結局、今季最短となる4回途中6失点で降板となった。

 飯塚は初回、1番・糸原を見逃し三振に取った後で2番・植田、3番・福留、4番・糸井に3連続四球を与えて1死満塁のピンチを招いた。ここで5番・陽川に左中間突破の二塁打を浴びてまずは2点先制を許すと、6番・中谷は空振り三振に取って2死二、三塁。7番・鳥谷は敬遠四球で塁を埋めたが、続く8番・梅野に押し出し四球を与えて初回から計3点を失った。

 初回だけで44球を投じた飯塚は、2回を終えて早くも61球。3回には先頭の陽川に再び左中間フェンス直撃の二塁打を浴びると、1死から鳥谷に四球を与えるなど苦しいマウンドが続いたが、この回は無失点で切り抜けた。

 すると、打線がその裏、奮起した。まずは4連打で2点を返して2―3と1点差に迫ると、5連打目となった宮崎が右翼スタンドへ逆転の15号3ラン。一転2点リードという展開となった。

 逆転してくれた野手のためにも抑えたい飯塚だったが、直後の4回だった。安打と味方のエラーで無死一、二塁のピンチを迎えると、福留にバックスクリーンへ逆転3ランを被弾。1死を取った後、陽川に早くも猛打賞を記録されると、ここでマウンドを2番手・加賀に譲った。飯塚の投球内容は3回1/3で94球を投げ、6安打6失点。4三振を奪い、与えた四球は6つだった。

 ▼DeNA・飯塚 初回はカウントを取れるボールがなく苦しい展開になり、また点の取られ方も悪くすべてうまくいかなかった。逆転してもらった直後に本塁打で逆転を許してしまい、チームに申し訳ない。

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2018年6月27日のニュース