阪神・鳥谷、史上51人目2000試合出場 球団生え抜き3人目

[ 2018年5月5日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―5中日 ( 2018年5月4日    甲子園 )

7回無死、鳥谷は代打で打席に立ちプロ通算2000試合出場達成し花束を受け取る
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 喜べるわけもない。遊ゴロという結果にもチームの敗戦にも、沸いてくる感情は悔しさだけ。それでも、積み重ねた数字は決して色あせない。7回先頭で代打で出場した阪神・鳥谷が史上51人目、球団生え抜きでは吉田義男、藤田平に次いで3人目の2000試合出場の偉業を達成した。

 「個人的なことなんで、別にどうというのはないです」

 試合後は一言を残しただけだったが、凡退後、ベンチに帰る前に記念の花束を受け取ると、大観衆からは温かい拍手が送られた。どんな時でも出続けてきたことに、より価値がある。2000のうち、この日で実に1921試合(史上2位)が連続出場。ベンチスタートが続く現状は厳しいが、虎党はグラウンドで躍動する背番号1の姿を、常に待望している。

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2018年5月5日のニュース