甲子園3度出場の公立校・寝屋川8強 次戦は大阪桐蔭「名前負けしない」

[ 2018年5月5日 14:53 ]

春季大阪大会5回戦   寝屋川7―0刀根山(7回コールド) ( 2018年5月5日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

8強入りを決めた寝屋川の選手たち
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 公立校の寝屋川が7回コールドで刀根山を破り、8強入りを決めた。

 寝屋川は初回、押し出しで先制すると、2回は2死から1番・岡崎聡一郎捕手(3年)が右翼へソロ。5回には相手投手の暴投などで2点を加え、リードを広げた。先発した藤原涼太投手(3年)は被安打5の6三振、無失点の力投。「アウトコースいっぱいを狙って、打たせて取るピッチングを心掛けました」と胸を張った。

 野球部は1949年創部。56年の選抜大会で甲子園に初出場を果たした。翌年の57年は春夏連続出場し、春夏ともに王貞治擁する早実に0―1で惜敗した。特に57年夏は延長11回までもつれ込んだ激戦で、ノーヒットノーランで敗れた。春夏計3度の甲子園で2勝を挙げている。

 投打かみ合う快勝劇に期待は膨らむ。準々決勝の相手は、今春の選抜大会で史上3校目の連覇を成し遂げた大阪桐蔭だ。就任10年目の達大輔監督(40)は「大阪で戦う以上、そういう相手とどう戦っていくか。そのためにやっている」と言葉に力を込めた。藤原も「自分の投球を貫き、名前負けしないようにしたい。公立校らしい野球で相手を苦しめたい。抑える自信はあります」と意気込んだ。

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2018年5月5日のニュース