栗山監督「リクエスト」一番乗り タッチアウト判定にリプレー検証要求

[ 2018年3月2日 08:25 ]

国際交流試合   日本ハム7―0台湾・ラミゴ ( 2018年3月1日    札幌D )

3回、リクエストを要求した栗山監督(左)
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 三塁ベンチの日本ハム・栗山監督が両手で「四角」をつくった。今季から導入される「リクエスト」を審判団に申告する合図だ。3回1死三塁で右中間を破った森山が、激走して三塁に滑り込むもアウト判定。リプレー検証を経て判定は覆らなかったが「大きく(ルールが)変わったので早めにやっておきたかった」とうなずいた。

 リクエスト制度は映像機器が不可欠。試運転を兼ね、開幕まで各球団の本拠地球場で行われるオープン戦でルールが運用される。日本ハムは他球団に先立ち、前日から札幌ドームで2連戦。国際交流試合ながら、第1戦の前に台湾・ラミゴと審判団に実施を申し入れた。25日のヤクルトとのオープン戦で行った「申告敬遠」に続き、12球団一番乗りの新ルールテストとなった。

 リクエストは9イニングで2度まで。「予習」をした栗山監督は「どういう映像で確認するのかも知りたかった。いろいろと起こる。考えます」と表情を引き締めた。 (山田 忠範)

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2018年3月2日のニュース