京都学園大2季連続V 来秋ドラフト候補の川瀬が3完封含む無傷の6勝

[ 2017年5月25日 06:00 ]

京滋大学野球連盟第7節3回戦   京都学園大4―0佛教大 ( 2017年5月24日    皇子山 )

京都学園大の川瀬
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 3回戦1試合があり、京都学園大が佛教大を破り、2季連続15度目の優勝を決めた。来秋ドラフト候補の最速146キロ右腕・川瀬航作投手(3年)が被安打7の8奪三振で完封。今春無傷の6勝目を挙げた。京都学園大は6月5日に開幕する全日本大学野球選手権(神宮ほか)への出場を決め、1回戦で大商大と対戦する。

 最後の打者をスプリットで二ゴロに仕留めた川瀬は両腕を突き上げて喜びを爆発させた。4回2死満塁の窮地でも光った宝刀のキレ味は最後まで落ちず、坂根耕世監督(41)から「苦しい投手陣の中、一本立ちしてくれた」とたたえられた。

 昨年までは主に中継ぎや抑え。投手陣にけが人が続出した今春から本格的に先発へ転向し、3完封を含む計6勝を挙げるフル回転の働きだった。サイドから繰り出す直球は最速146キロ。今春は55回1/3で39奪三振、防御率0・98と抜群の安定感を誇る。

 大学選手権の1回戦は大商大だ。昨秋の関西地区大学選手権で敗れるなど入学後は2戦2敗。川瀬は「昨秋もやられた相手なので、先発するなら勝ちに結びつけられるような投球をしたい」と言葉に力を込めた。

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2017年5月25日のニュース