報徳学園 勇退の永田監督、有終のVならずも「高校生のすごさ感じた」

[ 2017年3月30日 14:33 ]

第89回選抜高校野球大会第11日・準決勝   履正社6―4報徳学園 ( 2017年3月30日    甲子園 )

<報徳学園・履正社>報徳学園・永田監督はナインに指示を出す
Photo By スポニチ

 報徳学園は準決勝で履正社に逆転負け。今大会での勇退が決まっていた永田監督にとって、これが報徳学園で指揮を執る最後の試合となった。

 9回まで1点リード。勝利まであと一歩だったが、4失点を喫して決勝進出、そして優勝という花道は叶わなかった。それでも、永田監督は試合後に「相手との力の差がありながら、選手たちは本当によく頑張った」とコメント。「新チーム結成時のことを考えると、準決勝まで来られたことは予想外。高校生のすごさを感じさせてくれた」と続けた。一冬を超えて大きく成長した選手たち。それを目の当たりにできたことは指導者冥利に尽きるだろう。

続きを表示

2017年3月30日のニュース