元ヤクルト宮本氏、元ソフトB斉藤ら120人が受講 学生資格回復研修会

[ 2016年12月9日 22:00 ]

 プロ野球経験者が学生野球の指導者になるためのプロ側の資格回復研修会が9日、東京都内で行われた。横浜(現DeNA)元監督の山下大輔氏(64)、元ヤクルトの宮本慎也氏(46)、元ソフトバンクの斉藤和巳氏(39)、球界最年長の打撃投手として話題を呼び、今季限りでロッテを退団した池田重喜氏(70)ら120人が受講した。

 横浜、DeNAや楽天で指導者やフロントを歴任した山下氏は、論述形式の小テストにじっくり時間をかけて解答。「アマを経てプロになったわけだから。原点のアマを見られたらいいなと。(資格の面で)壁があるなら取り除いておこうと思った」と話した。今季までロッテで打撃投手と寮長を兼務した池田氏は、コーチの経験もあり「高校やアマチュアで教えてくれと言われたら教えたい。まだ投げることもできる」と意欲を語った。

 この日はプロアマの歴史、新人獲得のルール、学生の故障防止策、指導現場の現状という4テーマの講義と、小テストが実施された。今後は学生野球側が開く研修会と適性審査を経て資格回復が認められる。

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2016年12月9日のニュース