広島 薮田、スクランブル先発で6回無失点2勝目 救援陣と零封リレー

[ 2016年8月31日 21:08 ]

<広・D>予告先発の福井に代わってマウンドに上がった薮田

セ・リーグ 広島3―0DeNA

(8月31日 マツダ)
 広島の薮田和樹投手がスクランブル先発で、DeNA打線を6回2安打無失点に抑え、今季2勝目を挙げた。

 カープの予告先発は福井優也投手だったが、試合直前に首の痛みを訴えたため、急きょ薮田に変更。思わぬ形で今季初先発となった右腕は初回2死一、二塁のピンチを切り抜けると、球威のあるストレートを武器に2回以降は毎回三振を奪う力投。昨年8月14日の
DeNA戦(マツダ)以来の先発で見事に代役を果たした。4回には右前にプロ初安打も記録した。

 リリーフ陣も負けじと好投。7回を今村、8回をジャクソンと無失点でつなぎ、最後も守護神の中崎がきっちり締めて零封リレーを完成させた。

 打線も初回にエルドレッドの適時打などで2点を先制し、6回には鈴木の22号ソロで突き放して援護した。

 薮田はプロ2年目。1年目の昨季は、7月1日のプロ初登板初先発の巨人戦(東京ドーム)で初勝利を挙げている。先発での勝利はこのとき以来だ。

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