【佐賀】佐賀北2年赤峰 11回サヨナラ打 がばい旋風再び

[ 2016年7月19日 05:30 ]

第98回全国高校野球選手権佐賀大会3回戦 佐賀北3―0佐賀学園

(7月18日 みどりの森)
 佐賀北が2年ぶりの夏へ、大きな壁を乗り越えた。佐賀学園を相手に延長11回の末にサヨナラ勝ち。サヨナラ打のヒーロー、2年生の赤峰は「走者が還ってくれているのが見えたので緊張が取れました」と白い歯をこぼした。

 昨年の新チーム直後、百崎敏克監督はミーティングで「おまえらは最弱だから薄皮一枚の努力をしろ」とナインにハッパをかけた。赤峰も継続する大切さが必要、と毎日素振り500回を自らに課した。さらには試合に負けたり、試合内容が悪ければ左翼から中堅まで100本ダッシュを全部員がこなしてきた。全国制覇を果たした07年の“がばい旋風”をテレビで観戦して「この学校に入りたいと思うようになった」と振り返った赤峰。大きな1勝で頂点へ残り3勝。「甲子園で校歌を歌えるように頑張りたい」と意欲を燃やした。 (杉浦 友樹)

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2016年7月19日のニュース