【東東京】巨漢105キロの日本ウェルネス渡部 2打席連発

[ 2016年7月19日 05:30 ]

<日本ウェルネス・独協>5回、ソロを放つ日本ウェルネス・渡部

第98回全国高校野球選手権東東京大会4回戦 日本ウェルネス12―4独協

(7月18日 神宮)
 日本ウェルネスの「おかわりくん」こと、1メートル75、105キロの巨漢主砲・渡部が2打席連続本塁打。独協を7回コールドで下して5回戦進出を決めた。

 公式戦初本塁打の渡部は「打ちたいと思っていた。小4の頃から体が大きくなって、当時から小学生には見られなかった」と笑う。

 強豪・中本牧シニア出身でフィリピン人の母と日本人の父を持つ渡部は、横浜商大高に入学して1年春で定位置を奪うほどだったが、家庭の事情で冬には転校。規則で1年間は公式戦に出場できなかった。今春は4番の気負いもあって結果が出なかったが、大会直前にすり足打法に変えてから調子が上向いてきた。通信制の同校による快進撃。次戦は強豪・帝京が相手だが「力は向こうが断然上なので、挑戦者として挑んでいきたい」と渡部は意気込んだ。

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2016年7月19日のニュース