中日・若松 鷹斬り5勝目 ドラ1小笠原の内角攻めに学んだ

[ 2016年6月2日 05:30 ]

<ソ・中>5勝目を挙げた若松はドアラとファンの声援に応える

交流戦 中日5―0ソフトバンク

(6月1日 ヤフオクD)
 故郷福岡で味わう勝利の味は格別だった。中日・若松が初めての凱旋マウンドで8回3安打無失点。

 5月6日巨人戦以来の5勝目を手にし、ヒーローインタビューで「最高です! きょうは両親も知人も来てくださっていたので、負けられないと思って投げました!」と最高の笑顔を見せた。

 「自分のやってきたことができた。きのう1年目の慎之介がインコースをバンバンついていたので。ボクもつかないわけにいかないと。その姿を見て、勉強になった部分もありました」

 前日31日にプロ初登板初先発したドラフト1位・小笠原に刺激を受けながら、自身も成長した姿を披露した。4回まで3安打を許したが5回以降は無安打。2連続日本一の鷹打線に対し臆することなく内角を突き、今季最多135球の熱投で8三振を奪った。

 福岡県久留米市出身の4年目。昨年6月2日西武戦でプロ初勝利を挙げてから、365日目の快投で再びチームに貯金をもたらした。昨季10勝で今季はさらなる飛躍を狙う。「3試合連続で勝ちがついていなかった。こういう投球を続けていかないと信頼がなくなってしまう。続けていきたい」と慢心はなかった。 (細川 真里)

 ▼中日・平田(1―0の3回2死一、二塁、3試合ぶりの7号3ラン)バットの少し先だったけど、打った瞬間、入ったと思った。

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2016年6月2日のニュース