広島 中村恭 3年ぶり白星「とっても長かったです」 

[ 2016年5月29日 17:18 ]

ヒーローインタビューを受ける広島・中村恭

セ・リーグ 広島6―0DeNA

(5月29日 横浜)
 広島の中村恭平投手(27)が29日のDeNA戦に先発登板。5回2/3を投げ無失点で3年ぶりとなる白星を飾った。

 初回に先頭・梶谷にいきなり四球を与えるも、その後は修正。3、4回連続の三者凡退に抑えるなど安定した投球を見せた。5回に2四球を与えて満塁のピンチを招くも、山口を空振り三振、梶谷を遊ゴロに打ち取り、得点は許さなかった。6回に二死から筒香に2塁打を放たれたところでへーゲンズにマウンドを譲った。

 試合後には「無事に勝ってよかったです」とほっとした表情を見せ、マウンドに上がるときは「ちょっと緊張しました」と笑った中村。この日の勝利が13年4月28日のプロ初勝利以来、3年ぶりの白星であることに話が及ぶと「(3年という時間は)とっても長かったです」と苦しい日々を振り返った。

 6回途中の降板については「点をいっぱい取ってもらっていたので、もっと長いイニングを投げなければいけないと思っていたが、次の課題として頑張ります」と課題も見えたプロ通算2勝目だったことを明かし、「自分のピッチングができるように次も思い切って行きたいです」と意気込んだ。

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2016年5月29日のニュース