ダル、メジャー670日ぶり勝利 「ユー」大合唱の中、復活アピール

[ 2016年5月29日 11:23 ]

パイレーツ戦で5回を1失点で投げ終え、ベンチに戻るレンジャーズのダルビッシュ
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インターリーグ レンジャーズ5―2パイレーツ

(5月28日 アーリントン)
 昨年3月に右肘手術を受けたレンジャーズのダルビッシュ有投手(29)が28日(日本時間29日)、本拠地アーリントンでのパイレーツ戦でメジャー復帰。5回3安打1失点、7三振1四球と好投し、14年7月28日のヤンキース戦以来、670日ぶりとなる白星を挙げた。

 「ユー」の大合唱が本拠地に響く中、658日ぶりにメジャーのマウンドに上がったダルビッシュ。初回、いきなりジェイソに中前打を打たれると味方の悪送球もあって2死三塁のピンチを招いたが、4番フリースを三ゴロに仕留めて無失点。2回に2三振を奪うなど、ナ・リーグトップのチーム打率を誇るパイレーツ打線を2~4回は無安打に抑えた。5回2死二塁からフィゲロアに右前適時打を浴びて失点したが、続くジェイソを速球で空振り三振に斬って1失点にとどめた。

 85~90球がメドとされていたため、5回81球で降板。初回にこの日最速となる98マイル(約158キロ)をマークするなど150キロ台を連発する力強い投球で毎回の7三振を奪い、復帰戦で強烈なインパクトを残した。

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