広島・鈴木 内川の脱力打法に愕然「自分が恥ずかしくなる」

[ 2016年1月18日 05:30 ]

砂浜でEXILEのダンスを披露する(手前から)内川、上林、広島・小窪、上本、DeNA・松本、広島・鈴木誠
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 広島の鈴木誠也外野手(21)が17日、ソフトバンクの内川聖一外野手(33)と宮崎県日向市で行っている合同自主トレを公開し、内川の“脱力打法”の修得を誓った。

 「見たことがない(内川の)ティー打撃。うわー、って思った。ロングティーで軽く打ってポンポン入る。凄い。自分が恥ずかしくなる」

 弟子入りしてよかった。2014年まで7年連続の打率3割以上の実績は、ダテではなかった。鈴木のスイングについて内川は「力任せだった」とバッサリ。そこで、手の使い方や、ボールに対してのバットの出し方をアドバイス。すると、効果が速効で出た。鈴木もビデオで自分のティー打撃を撮影し、夜にそれを教材に復習。打球の質も変わり飛距離も伸びた。「レベルがあがった」と、ロングティーの打球が力を入れずに入るようになった。

 内川からは、さらに野心的な目標を示された。「トリプルスリーを狙える。能力はある。ぼくは30盗塁できないけど誠也は足もある。まずは1年を通して試合に出ること」。師匠から太鼓判を押された4年目の若鯉は、ひと皮向けた打撃で今季こそ外野の定位置を奪う。 (水口 隆博)

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2016年1月18日のニュース