ロッテドラ２関谷「桑田カーブ」披露　中学時代に宝刀直伝

ブルペンでカーブを投げる関谷

　ロッテのロッテのドラフト２位・関谷（ＪＲ東日本）がロッテ浦和球場で行われた新人合同自主トレで２日連続ブルペン入りし、「桑田カーブ」を披露した。捕手を立たせたまま投げた３０球のうちカーブを５球交え「体のバランスをつくるためにカーブを投げた。大事な球の一つ」と話した。

　中学時代は元巨人の桑田真澄氏が設立した「麻生ジャイアンツ」でプレー。同チームの１期生で、桑田氏から実演を交えた指導を受け、宝刀のカーブについても「最高到達点から打者の近くでストンと落ちる軌道をイメージして投げなさい」と伝授された。上から投げ下ろすフォームも通算１７３勝右腕をほうふつさせる。最速１４８キロ右腕の目標は「開幕ローテーション入り」。２月１日のキャンプインに向けて「アピールしなければいけない」と気合十分だった。　（渡辺　剛太）