広島・木村昇がFA表明 宣言後の残留の前例なく国内移籍へ

[ 2015年11月11日 05:30 ]

FA権の行使を表明し、記者の質問に答える広島の木村昇

 広島の木村昇が今季取得した海外FA権の行使を表明。広島市内の球団事務所を訪れて書類を提出した35歳の内野手は「難しい決断だった。不安いっぱいだが、他球団の話を聞いてみたい」と国内移籍を視野に入れた。

 広島ではFA宣言後に残留した前例はなく、鈴木清明球団本部長は「宣言した時点で、お互いに次のステップに進むという認識」と語った。守備固めや代走出場が多かった今季は72試合で打率・269、本塁打なし、8打点だった。今季年俸は4100万円で人的、金銭ともに補償の必要がないCランクだ。

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2015年11月11日のニュース