楽天、FA行使の今江獲得へ調査 ドラ1オコエら若手の「手本」に

[ 2015年11月11日 05:30 ]

涙ながらにFA権を行使することを宣言したロッテ・今江
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 FA権を行使したロッテ・今江を、楽天が獲得に向けて調査することが明らかになった。楽天の主力は銀次、藤田ら左打者が多く、右打ちの強打者は今オフの補強ポイント。今季取得した国内FA権を使わず残留を決めたヤクルト・畠山が権利を行使していた場合には、調査に動く可能性があった。

 将来的に外国人に頼らないチームを目指しており、実績ある今江は魅力的な存在。今秋ドラフトでは将来の中軸候補として関東第一・オコエを1位指名し、中川、内田ら発展途上の選手も多い。今江を獲得できれば右打ちの若手の「見本」にもなる。複数球団との争奪戦に発展する可能性もあるが、他球団に負けない条件を検討している。

 一方、かねて今江の調査を進めていたオリックスは、獲得交渉については見送る方針となった。

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2015年11月11日のニュース