永久追放のローズ氏 処分解除の結論は年末 コミッショナー明言

[ 2015年11月11日 09:52 ]

ピート・ローズ氏 (AP)

 メジャーリーグのコミッショナーであるロブ・マンフレッド氏(56)は10日、野球賭博への関与で永久追放処分となっているピート・ローズ氏(74)について触れ、年内に処分を解除するかどうかの結論を出す考えを示した。

 マンフレッド氏は9月に処分解除についてローズ氏と直接会談し、年内に結論を出すとしていたが、現在もその結論へ向けて事が進んでいることを強調。「最終期限は年末」とコメントした。さらに、「12月30日とかそういった時期にならないと何も言えない。はっきりしているは、年末まで結論は出ないということだね」と続け、期限ギリギリまで熟慮を重ねるようだ。

 メジャー歴代1位となる通算4256安打の記録を持つローズ氏はレッズ監督時代の1989年に野球賭博への関与が発覚。当時のコミッショナーだったジアマッティ氏から永久追放処分を受けた。前コミッショナーのセリグ氏はローズ氏の復権に関して慎重な姿勢を示していたが、1月に新コミッショナーに就任したマンフレッド氏はこれまで前向きな構えを見せている。

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