和田監督 3タテ阻止へ執念、采配ピタリ「何とか踏みとどまった」

[ 2015年7月12日 18:09 ]

<巨・神>ナインを出迎える狩野(右から2人目)

セ・リーグ 阪神4―2巨人

(7月12日 東京D)
 鳥谷を13試合ぶりに1番に起用するなど打線を組み替え、先発には中4日で岩田をマウンドへ送った。首位・巨人に独走はさせない。阪神・和田監督が見せた執念が形になった。

 岩田が5回1失点と粘り、2番手・安藤が2回無失点でつなげると打線が8回に応えた。1死満塁から代打・狩野が「何とか落ちろと願っていた」と中前へポトリと落ちる、こちらも執念の勝ち越し打。さらに代打・新井が左前打、続く鳥谷が左犠飛放ってリードを広げた。

 打線の組み替えが奏功、代打が結果を出すなど采配もハマり「何とか踏みとどまることができた」と安どの様子の指揮官。「オールスターまでは全て勝つつもりで、一戦一戦いい試合をしたい」とあらためての逆襲を誓っていた。

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