横浜・渡辺監督初戦快勝でホッ「ゲームができる状況になってきた」

＜横浜・光明学園相模原＞２回２死二塁、山田の中前適時打で生還した二走・公家は渡辺監督とベンチに戻って話す

第９７回全国高校野球選手権神奈川大会１回戦 横浜９―０光明学園相模原

（7月12日 保土ヶ谷）
　今夏限りで勇退する渡辺元智監督率いる横浜が７回コールドで圧勝スタートを切った。

　打線が１４安打９点と猛打を見せ、投げてはエース藤平ら４投手で完封リレーした。保土ヶ谷球場では開門前から長蛇の列ができ、２回からは外野も開放されるなど名将最後の夏を見届けようと多くの観客が集まった。

　緊張感ある中でも名門らしさ全開の快勝に、渡辺監督は「選手は最初は固かったですね。でも、ようやくゲームができる（チーム）状況になってきた」とホッとした様子で振り返った。