4年ぶり白星目指す近藤のために オリックス打線が爆発

[ 2015年7月12日 14:35 ]

<楽・オ>3回1死二塁、駿太が同点右前適時打を放つ

パ・リーグ オリックス―楽天

(7月12日 コボスタ宮城)
 近藤さんのために!とオリックス打線が爆発した。

 1点差を追う3回、1死二塁で駿太が右前に同点適時打。「近藤さんが久しぶりの先発ですので、『なんとか近藤さんに勝ち星を』とみんなで言っていましたし、とにかく早い回に追いつくことができてよかった」と笑顔。

 さらに一、三塁となり、安達が逆転となる左前適時打。「近藤さんに勝ちをつけたい!その一心で打ちました」と叫ぶと、さらに二、三塁から中島が2点適時二塁打。「こんちゃん(近藤)が楽に投げられるように、何とかランナーを還したかった」と全員が「近藤のために!」と一致団結した。

 5月12日の楽天戦以来の先発となる近藤は、11年8月31日のソフトバンク戦(北九州)以来の白星を目指しており、勝てば1411日ぶりの勝利となる。

 オリックスは4回に2点を追加。近藤は5回まで2失点に抑え、勝利投手の権利を手にした。

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2015年7月12日のニュース