ファウルボールがファン直撃で病院搬送「ネットがあればと思う」

[ 2015年7月8日 15:48 ]

ファウルボールが顔面に直撃し、治療を受ける女性ファン (AP)
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ナ・リーグ ブレーブス5―3ブルワーズ

(7月6日 ミルウォーキー)
 6日に行なわれたブルワーズとブレーブスの試合でファンにファウルボールが直撃するアクシデントが起こった。

 9回のブレーブスの攻撃、2死一、二塁の場面で右打席にはペレス。ブルワーズの4番手・コッツが投じた146キロのストレートを強振すると、ライナー性の打球が一塁側スタンドに座る女性ファンの顔面に直撃した。

 このアクシデントで試合は9分間中断。球場スタッフと救急救命士の処置を受けてミルウォーキー市内の病院へ搬送されたこの女性ファンは、幸いにも大事には至らず、状態は安定しているという。

 女性ファンは7列目の席で観戦していたが、一塁ベース上でこの恐ろしい光景を目の当たりにしたブレーブスのシモンズは「自分だったら、グラウンドに近い席で試合を観戦したくない。ファウルボールに反応できないファンのためにネットがあればと思う」とコメントしていた。

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