オリ西“師匠”金子に続き虎手玉に 同じ7回1失点で3勝目

[ 2015年6月15日 05:30 ]

<オ・神>ファンの声援に応える西(右)とT―岡田

交流戦 オリックス10-1阪神

(6月14日 京セラD)
 前日の金子同様、オリックス・西も虎打線を手玉に取った。金子と同じく3回に中島の失策でピンチを招いたが、無失点で切り抜けるとその後打線が大量援護。7回にゴメスにソロ弾を浴びたものの、金子が福留のソロ弾1本に抑えたのと同様に、最少失点で切り抜けた。

 くしくも師と慕う金子と同じく7回1失点での3勝目に「とにかく1人1人という気持ちでした。別に金子さんのことばかり思い出しているわけではありません」と苦笑いしつつも喜んだ。

 捕手の伊藤が「球が強くなってきた」と言うように、キレの良い直球を軸にテンポよく組み立てて10奪三振。「点を取ってもらい過ぎると、僕は集中を切らすことがあったので、最少失点はよかった」と内容も申し分なかった。高山投手コーチからは「欲を言えば完投してもらいたかったけど、よく試合をつくってくれた」と労われた。次回は23日からの楽天2連戦に回る予定。19日からの西武3連戦で登板予定の金子とは別れそうだ。

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