マイコラス 痛恨バスター被弾…巨人 QVCで6連敗

[ 2015年6月13日 05:30 ]

<ロ・巨>敗戦投手となったが、明るい表情で引き揚げるマイコラス(右)とローレン夫人

交流戦 巨人4-5ロッテ

(6月12日 QVC)
 高い代償を払った。3―3の7回無死一塁。巨人・マイコラスはバントの構えをした清田に隙を見せた。「バントをしてくると思って高めの直球でフライにしようと投げたら、低くなって打たれた」。2ランを浴びて降板し、来日ワーストタイの5失点で3敗目を喫した。

 不用意な1球が、チームにとってQVCマリンでの4年越しとなる6連敗を招いた。交流戦の勝ち越しも消滅。原監督は「もし、そうなら大いに反省しないと」と渋い表情で、斎藤投手コーチも「決めつけた感じはする。打ってくると思いながら力いっぱいいかないと」と反省を促した。

 マイコラスにはこの日も観客席からローレン夫人(27)が熱い視線を送ったが、愛妻に勝利を届けることはできなかった。「暑くて湿度が高く、いつもより疲れるのが早かった」。連勝した過去2戦は東京ドームでの登板。今後は日本の蒸し暑さも克服すべき課題となる。

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