オリ白仁田、移籍後初白星「ここまでやれて幸せ感じています」

[ 2015年5月14日 05:30 ]

<オ・楽>移籍後初勝利のウイニングボールを手に笑顔の白仁田

パ・リーグ オリックス8―6楽天

(5月13日 京セラD)
 07年大学生・社会人ドラフト1巡目で阪神に入団し、昨オフにオリックスへ移籍した白仁田が、パ・リーグ初のお立ち台で、はにかんだ笑顔を見せた。3番手で登板して1回2/3を無失点。新天地で迎えたプロ8年目、阪神時代の13年9月3日のDeNA戦(横浜)以来となる通算2勝目は移籍後初白星となった。

 「阪神では1勝しかしていない。ここまでやれて幸せを感じています」

 先発のバリントンが乱調で、5点リードしながら4回に追いつかれた。逆転負けのムードが漂う5回にマウンドにあがり、先頭のペーニャに四球を与えても落ち着いていた。「以前は、1人で気負うところがあった。状況に応じた判断ができるようになってきている。あのあたり(低め)にスライダーを投げれば、大丈夫」。

 思惑通りに枡田を遊ゴロ併殺に仕留めて脱出。6回2死で降板したが、乱戦ムードを断ち切ったことがチームの勝利につながった。昨季は阪神で1軍登板すらなかった。開幕1軍入りも今季が初めてだった。森脇監督は右腕の復活勝利に「本当にうれしい」と目尻を下げた。

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