中大 83年秋以来の6連勝!4番小川拓4打点で首位タイ浮上

[ 2015年5月14日 05:30 ]

<駒大・中大>初回無死満塁、左中間へ走者一掃の適時三塁打を放った小川拓はガッツポーズ

東都大学野球春季L第6週第2日 中大15―8駒大

(5月13日 神宮)
 2回戦2試合が行われた。中大は4番・小川拓真内野手(4年)が3安打4打点と打線を引っ張り、17安打15点の猛攻で駒大に連勝。1983年秋以来の6連勝で勝ち点を3とし、専大と並んで首位タイに浮上した。

 勝ち点を取ったというのに秋田秀幸監督のボヤキは止まらなかった。終盤に猛追され「締まらない試合だね。あした休みなしにしちゃおうかな」。それでも先発全員17安打で15点。ボヤキの中にも喜びがにじんだ。

 小川拓のバットが火を噴いた。初回無死満塁から左中間へ走者一掃の先制適時三塁打。「引っ張りたい気持ちもあるが甘い球が来たらコースに打ち分ける」と5回には中前打、7回には左越え適時二塁打と暴れ回った。静岡高では1年秋から4番を務めた長距離砲。昨春の右太腿肉離れによる半年間の戦線離脱を乗り越え、今春は打率・438と復活を遂げた。

 83年秋以来の6連勝。04年秋以来21季ぶりの優勝へ、主砲は「チームはかみ合ってきている。優勝したい」と、言葉に力を込めた。

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