“ジーターの後継者”トラウト、メイウェザー応援でツイッター炎上

[ 2015年5月6日 12:15 ]

エンゼルスのマイク・トラウト外野手 (AP)

 09年にドラフト1巡目(全体25位)でエンゼルスから指名を受けたマイク・トラウト外野手(23)は走攻守、三拍子そろった逸材。メジャー2年目の12年からレギュラーを獲得すると、同年から3年連続で球宴に選出され、昨季はア・リーグMVPを獲得した。

 引退したジーターの後継者としてこれからのメジャーリーグを背負う存在ともいわれるトラウト。それだけに、その一挙手一投足に注目が集まることになるが、球場外でのちょっとした言動が波紋を呼ぶことになった。

 トラウトは2日に行なわれたボクシングの世界ウエルター級タイトルマッチ、フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオの試合でメイウェザーを応援する意思があることを自身のツイッターに投稿。しかし、家庭内暴力などで過去に数回収監され、素行の悪いことで有名なメイウェザーをメジャーリーグの“顔”となるべき選手が支持するとは何事かとトラウトへの非難が集中した。

 投稿へは多数のコメントが寄せられ、「失望した」、「彼は家庭内暴力支持者」、「人々の模範になろうと思うのなら、この投稿は最悪だ」など、どれもトラウトに対して風当たりの強いものばかり。

 実際、トラウトはメイウェザーのツイッターアカウントとハッシュタグを投稿しただけなのだが、この一件を報じた米メディアの記事は「たったそれだけのことが大事に至るということを学び、トラウトはこれを教訓と考えているだろう」と結ばれていた。

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