中日・山井 投手にやられた…借金逆戻りの谷繁監督「取られ方が悪い」

[ 2015年5月6日 05:30 ]

<神・中>6回2死満塁、岩田が右翼線に走者一掃の勝ち越し三塁打を放つ。投手・山井

セ・リーグ 中日2-4阪神

(5月5日 甲子園)
 痛恨の1球だった。中日・山井は投手の岩田に決勝打の三塁打を浴びて3敗目を喫した。1―1で迎えた6回、2死からマートン、伊藤隼の連打などで満塁とし、岩田に1ボール1ストライクからのスライダーを、がら空きの右翼線へはじき返された。

 「(初球で空振りを奪い)いけるという判断だった。ただ甘く入ってしまった」

 5回までは「悪いなりに投げていた」が、6回につかまり、7安打4失点で降板。チームも借金生活へ逆戻りとなり「流れをこちらに持ってこれなくて、野手にみなさんに申し訳ない…」と肩を落とした。

 前日に4安打し、この日は出場しなかった谷繁兼任監督は「(山井は)4点の取られ方が悪い」。友利投手コーチも「下位打線に打たれると致命傷になる」と表情を曇らせた。

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2015年5月6日のニュース