巨人の新外国人フランシスコ、デビュー戦で先制の適時打

[ 2015年5月2日 15:59 ]

<巨・神>4回2死三塁 空振り三振に倒れヘルメットを放り投げるフランシスコ

セ・リーグ 巨人―阪神

(5月2日 東京D)
 巨人の新外国人ホアン・フランシスコ内野手(27=前レイズ)が、2日の阪神戦(東京D)で1軍デビューを果たした。「5番・一塁」で先発出場。スタメンが発表されると、球場内は歓声に包まれた。

 注目の第1打席は2回、1死無走者の場面。阪神先発・藤浪の初球、144キロの外角ストレートを空振り。2球目も積極的にスイングにいき、149キロ内角ストレートをファウル。2球、ボール球のフォークを見逃した後の5球目、内角低めのカットボールにバットは空を切り、空振り三振に終わった。

 4回2死三塁で回ってきた第2打席は初球の156キロ内角ストレートを空振り、2球目はファウルで追い込まれると、続く155キロの高めのつり球を空振りし、3球三振に斬って取られた。

 第3打席は7回。大田の右中間二塁打で無死二塁の場面で打席に立つと、カウント2ボール、2ストライクからの5球目、内角へのカットボールを強振。一塁線に弾き返す強襲安打で大田が生還し初安打初打点をマーク。0―0の均衡を破る貴重な先制打となり、代走を送られベンチに戻ったフランシスコを、ナインがハイタッチで出迎えた。

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