シカゴ市内で“ミスター・カブ”バンクス氏の追悼式

[ 2015年2月1日 12:36 ]

バンクス氏の棺の前で弔辞を述べるカブスのリケッツ・オーナー (AP)

 1月23日に83歳で死去したアーニー・バンクス氏の追悼式がシカゴ市内の教会で1月31日に行われた。

 式にはバンクス氏の親族、友人、現役時代のチームメートの他、ハンク・アーロン氏、レジー・ジャクソン氏、ジョー・トーリ氏など球界関係者も多数参列した。

 “ミスター・カブ”の愛称で万人から親しまれたバンクス氏だが、カブスのリケッツ・オーナーは「“ミスター・カブ”と成り得たのは、単にバンクス氏が我々に愛されたからだけではなく、バンクス氏も同様に我々を愛してくれたからだ」とその温かい人柄に触れる弔辞を述べた。

 黒人リーグを経て1953年にカブスへ入団したバンクス氏は、主に遊撃手、一塁手を守りカブス一筋で19年間プレーした。通算では打率2割7分4厘、2583安打、512本塁打、1636打点を記録。MVP、本塁打王、打点王にいずれも2度ずつ輝いた。
資格取得1年目の77年には米国野球殿堂入り。82年には背番号14が球団初の永久欠番となった。

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