鈴木誠 1番・右翼獲る!「やらないと、野村監督の顔をつぶす」

[ 2015年1月19日 05:30 ]

「1番・右翼」の定位置獲りを目指す鈴木誠

 20歳の誓いだ。広島・鈴木誠が18日、「1番・右翼」の定位置獲りをぶち上げた。

 昨季は出場36試合ながら打率.344をマーク。しかし「7番・右翼」で先発起用された10月12日、阪神とのCSファーストステージ第2戦(甲子園)。0―0の7回1死満塁で打順が回り、野村前監督は鈴木誠をそのまま打席に立たせた。結果は三ゴロ。チームは零敗し、ベンチには涙にくれる姿があった。

 手応えをつかみ、実力を思い知った、2年目の泣き笑い経験が己を奮い立たせる。「レギュラーを獲る。あの試合、野村監督に最後まで使ってもらった。今年はやれよ…と言われている。やらないと、野村監督の顔をつぶすことになる」。

 この日は大野練習場で、休日を返上し打撃練習に汗を流した。「1番で勝負したい」。その覚悟がまた、24年ぶりのVを目指すチームの力になる。

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2015年1月19日のニュース