決まらぬヤ軍次期打撃コーチ…“レジェンド”がある人物を推薦

[ 2014年12月26日 17:19 ]

 ヤンキースの打撃コーチは10月にケビン・ロング氏を解任してから現在まで後任が決まらずにいる。そんな中、メジャー22年間で通算509本塁打を記録した“レジェンド”のゲーリー・シェフィールド氏(46)がジェフ・ペントランド(68)という人物を次期ヤンキース打撃コーチに推薦している。

 選手としては69年から3年間のマイナー経験しかないペントランド氏は、その後、75年から大学のアシスタントコーチとして指導者の道を歩み始めた。93年にマーリンズ傘下のマイナーチームで打撃コーチの職を得ると、96年のシーズン後半からメジャーで同職に就任。

 その手腕を買われ、翌年の97年からカブス、03年からロイヤルズ、05年からマリナーズで打撃コーチを歴任し、最近では10年から11年途中までドジャースの打線を支えた。

 96年のマーリンズ時代にペントランド氏の教えを受けたシェフィールド氏いわく、「試合への心理的な準備を教えることに長け、その言葉には説得力がある。彼から受ける教えは生涯にわたって役に立つもので、打撃コーチとしてベスト中のベスト」とのこと。

 自身も04年から3年間、ピンストライプのユニホームに袖を通したシェフィールド氏。OBとして、心酔するペントランド氏に今季はチーム打率2割4分5厘でリーグ11位と低迷したヤンキース打線を何とかしてもらいたい思いだろう。

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2014年12月26日のニュース