20歳になった大谷 有馬予想初参戦!本命は「名前で決めました」

[ 2014年12月26日 07:39 ]

宇佐美(右)とのリフティングで悪戦苦闘する大谷

 「我が道」と重ね合わせた。今年7月に20歳となり、馬券が購入できる年齢になった日本ハム・大谷が、28日に発走する有馬記念の予想に初挑戦。本命馬にジャスタウェイを選んだ。

 「ギャンブルはやったことがないけれど、名前で決めました」

 馬名は、馬主でアニメ脚本家・大和屋暁氏の代表作「銀魂」のキャラクターに由来する。英訳すれば「その道」だ。今季、ベーブ・ルースが1918年に記録して以来となる同一シーズンでの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。投手と打者の二刀流選手として「その道」を極める大谷にとって、ぴったりの馬である。

 ジャスタウェイは今年3月、国際G1のドバイデューティフリー(芝1800メートル)で優勝。そのパフォーマンスが評価され、日本馬で初の世界ランク1位に輝いている。将来的なメジャー挑戦を視野に入れる大谷にとって、ひと足先に世界で頂点に立った「先輩」でもある。ほかにも「世界へ向かって」を意味するトゥザワールドや、マリナーズなどで活躍した佐々木主浩氏がオーナーのヴィルシーナを候補に挙げるなど、世界につながりのある馬に興味を示した。

 この日、大谷は午前中に千葉県鎌ケ谷市内のプールで一泳ぎ。「(スイミングは)低負荷でケガのリスクも低い。一通り泳げます」と体を鍛えた。午後からはティー打撃などに取り組むと、最後はサッカーボールを持ち出し同期の宇佐美とともにリフティングで汗を流した。

 有馬記念を最後に、引退を表明しているジャスタウェイの花道を、大谷が後押し。国民も注目する14年中央競馬の総決算は、今年、野球界で最も輝いた男に乗ってみては。

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