貧打パドレスの救世主 ケンプ移籍 手続き遅れでいまだ発表なし

[ 2014年12月15日 15:31 ]

マット・ケンプ外野手 (AP)

 11日にトレードでドジャースからパドレスへの移籍が決まったマット・ケンプ外野手(30)だが、身体検査などの手続きがなされておらず、まだ球団から正式な発表はされていない。

 移籍は決まったものの、その後は進展がなく、グランダルとの交換トレードが宙に浮いたままでいたが、米メディアは14日、ようやくケンプの身体検査が16日に決まり、18日までにパドレスへの移籍が完了することを伝えた。また、フィリーズからドジャースへの移籍が決まっているロリンズも正式な発表がまだされていないが、これはケンプ移籍に関する手続きが遅れているためによるものだという。

 今季の打率2割2分6厘、535得点はともにリーグ最下位で109本塁打もリーグ14位と貧打に泣いたパドレス。同シーズンに打率2割8分7厘、25本塁打、89打点をマークしているケンプのバットが来季はその救世主となるかどうか期待したい。

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2014年12月15日のニュース