元ロッテ小林宏氏「恩返ししたい」 学生野球資格回復研修

[ 2014年12月15日 05:30 ]

学生野球資格回復の研修を受けた小林氏

 プロ野球経験者が高校、大学で指導する資格を短期間で回復できる昨年から始まった研修制度で、アマチュア側による研修会が14日、都内で行われた。ロッテなどで活躍し、今季限りで引退した小林宏之氏(36)、元西武の高木大成氏(41)ら147人が約6時間にわたって高校野球特別規則などの講義を受けた。

 小林氏は「主役は生徒で指導者はサポート役。自分は高校野球で育ててもらったので恩返ししたい」と学生への指導に意欲を見せた。高木氏も「打撃投手がヘッドギアを着用するとか安全面について考えているんだなと…。知ることができたのは大事」と振り返った。2日間の研修を終えた参加者は、全員が修了証を受け取った。来年1月30日の日本学生野球協会の適性審査を経て、資格回復が認められる。

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