オリ森脇監督 実兄と監督人生初“共演”「学ぶことは多い」

[ 2014年12月15日 05:30 ]

トークショーに出演した森脇監督。右は兄の忠之氏

 オリックス・森脇浩司監督(54)が14日、兵庫県小野市で「市制60周年記念事業」のトークショーに出演。人生初の“共演”となった実兄・忠之氏(56)から来季の優勝を熱望された。

 現在、西脇高で教頭を務める忠之氏は、地域活性化のための一つの方策としてオリックスの優勝を挙げた。「この北播磨地区は田舎ながら、野球が盛ん。出身で頑張っている人がいれば、子どもたちに夢を与えることができる」。同氏は社高校の野球部監督として04年の選抜に出場。それだけに森脇監督は「兄弟だが“先輩”という意識が強い。私の“指導者の先輩”でもあるし、アマチュアの指導者の方から学ぶことは多い」と言う。その大会で公立高ながらベスト4に進出。地元の盛り上がりを肌で知るだけに、オリックスを指揮する弟に対する期待は大きい。

 「地域の人の役に立つということを強く目指していくことは、自分のモチベーションにもなる」と森脇監督も新たな刺激をもらった。大阪や神戸だけじゃない。北播磨も来季のオリックスに大いなる期待をしている。

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2014年12月15日のニュース