パイレーツ 通算76勝左腕と46億円で再契約

[ 2014年12月13日 15:45 ]

パイレーツのフランシスコ・リリアーノ投手 (AP)

 米メディアは12日、パイレーツからフリーエージェント(FA)となっていたフランシスコ・リリアーノ投手(31)と3年総額3900万ドル(約46億3000万円)でチームとの再契約に合意したと伝えた。

 リリアーノは05年、ツインズでメジャーデビューすると、翌年の06年には12勝を挙げてオールスターにも選出。しかし、肘への無理がたたり同年オフに靱帯修復手術を受け、07年はシーズンを全休した。

 08年の8月にメジャー復帰を果たしたリリアーノは10年に14勝、防御率3・62、201奪三振と好成績を収め、カムバック賞を獲得。翌年の11年にはノーヒットノーランも達成したが、その後は思うような投球ができず、12年シーズン途中にホワイトソックスへのトレードを経て、13年からパイレーツの一員としてプレー。今季は7勝、防御率3・38とやや不本意な成績に終わったが、パイレーツ移籍1年目の昨季は自己最多の16勝、防御率3・02で2度目のカムバック賞に輝いた。

 これで来季もパイレーツはリリアーノ、コール、モートンの先発ローテーションを形成することになったが、忘れてはならないのが今季チームの勝ち頭となる13勝を挙げ、今オフにFAとなっているボルケス。同郷のドミニカ共和国出身で友人でもあるリリアーノがチームと再契約したことで、ボルケスもパイレーツ残留を選ぶのではないかと米メディアは見ている。

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2014年12月13日のニュース