オリックス　逆転Ｖへ　森脇監督　金子はソフトＢ戦ではなく楽天戦に先発

　１８年ぶりのリーグ優勝を狙うオリックスが、逆転の一手を打ってきた。

　３０日の楽天戦の先発に金子を配置。当初は１０月２日のソフトバンク戦で先発する案もあったが、２９、３０日の楽天戦で連敗すると優勝の可能性が消滅してしまうため、確実にエースで１勝を奪う皮算用だ。

　森脇監督は前夜のロッテ戦に敗戦後「何とか（楽天戦の）２試合を乗り切ることができれば、２日からは（試合が）隔日になる。力をため込むことはできる」と、最後は救援陣をフル回転させて、白星をもぎ取る考えを見せていた。

　２９日は前日に４９球を投げたマエストリがベンチ入りメンバーから外れ、代わりに、３０日の先発予定だった松葉がブルペン待機する必勝態勢を敷いてきた。