斎藤でCS決めた!2年ぶり本拠地お立ち台「すごく幸せです」

[ 2014年9月29日 21:51 ]

<日・西>試合後、増井(右)からウイニングボールをもらう斎藤

パ・リーグ 日本ハム4―1西武

(9月29日 札幌D)
 やっぱり何か持っている。日本ハムの斎藤が29日、西武戦で約1カ月半ぶりに先発。5回を2安打1失点と好投し今季2勝目。この勝利でチームは3位を確定し、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。

 7月31日のロッテ戦以来、2カ月ぶりとなる勝利。そして12年6月6日以来の本拠地・札幌ドームのお立ち台。斎藤は「すごく幸せです」とじんわりと勝利をかみしめていた。

 本来は30日の登板が予定されていたが、大谷が体調を崩したため急きょ1日繰り上がっての先発のマウンド。初回に浅村に14号ソロを打たれ先制点を許したが、丁寧な投球で勝ち投手の権利を持って降板した。

 「こういう場所をくださった監督と中継ぎ陣に感謝したい。僕の中では、今年一番いい投球ができたかな、と思います。前回勝った時もリリーフ陣に助けてもらいましたし、きょうは安心して任すことができました」と納得の笑顔を見せた、

 降板した後も、ベンチで今季限りでの引退を表明している金子の横に座って「教えてもらえることは、すべて教えてもらおうと思って試合中ですけど聞いていました」という斎藤。

 CSでは3位からの日本一を狙うことになるが「誠さんのためにも日本一になりたいので、チームに貢献できるように頑張ります」と誓っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年9月29日のニュース