中日・武藤 プロ初先発で今季初勝利!山口 2カ月半ぶり黒星

[ 2014年9月16日 21:21 ]

<D・中>中日先発の武藤

セ・リーグ 中日6―0DeNA

(9月16日 横浜)
 中日の4年目、武藤がプロで初先発し、5回を投げ3安打無失点で今季初勝利(1敗)を挙げた。中日は対DeNA戦の連敗を5で止め、4位・DeNAとのゲーム差を1に縮めた。

 中日は初回、DeNA山口の立ち上がりを攻め、先頭の工藤が四球と犠打で二進、続く大島が左前打を放ち、左翼・筒香が悪送球の間に工藤が還って先制。さらに2死一、三塁とし、高橋周、堂上直が連続右前適時打を放ち加点した。2回以降は再三の好機を生かせず得点できなかったが、9回に左翼線二塁打と犠打で三進した荒木を、森野の右前適時打で返し4点目。さらに高橋周が右翼線二塁打で2死二、三塁とし、堂上直は遊ゴロも山崎が一塁へ悪送球し、2点を加えた。

 投げては武藤の後を受けた岡田、又吉が踏ん張り、最後は、鈴木が締め、完封リレーを達成した。

 山口は9月に入り2試合続けてプロ初完投勝利、プロ初完封勝利と好調を続けていたが、この日は初回に打者9人の攻撃で3点を奪われる乱調。5回を投げ、4安打3失点で7月1日以来の4敗目(7勝)を喫した。

 攻撃も5回の2死二、三塁、7回の1死満塁の好機を生かせず、2回の無死一塁、4回の1死一塁でともに併殺。また、失策が失点に結びつくなどちぐはぐで今季15度目の零敗。3位・阪神が敗れたため、ゲーム差は4・5差と変わらなかった。

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