巨人 打線“お目覚め”逆転勝ち!菅野11勝目でマジック10

[ 2014年9月16日 21:24 ]

<広・巨>6回2死二、三塁、村田は中前に勝ち越しの2点適時打を放つ

セ・リーグ 巨人7―1広島

(9月16日 マツダ)
 首位・巨人が逆転勝ちで2位・広島を下し、優勝マジックを「10」とした。ここ2試合連続で零敗を喫していた打線が、6回に24イニングぶりの得点を奪って逆転。先発・菅野は8回途中1失点の好投で今季11勝目を挙げた。巨人で入団から2年連続11勝以上は66、67年の堀内以来。

 巨人がリーグ3連覇への“壁”をまた一つ抜けた。2試合連続零敗、この日も5回まで無得点だった打線は1点を追う6回、長野の右越え二塁打から1死三塁とし、坂本の左越え二塁打で同点に追いついた。24イニングぶりの得点で勢いづくと、アンダーソンの四球と盗塁でなおも2死二、三塁とし、村田の中前2点適時打で勝ち越し。7回には長野の右越え13号ソロで加点。8回は村田の右前適時打、9回にも阿部の左前2点適時打でダメを押した。

 先発・菅野は初回に先制を許したものの、以降は6回まで1四球のみの無安打投球。逆転劇を呼び込み7回2/3を114球、5安打8奪三振1失点の好投。その後は山口、西村が締めた。

 広島は初回、木村の左前打から2死二塁とすると、ロサリオが中前適時打を放って1点を先制。しかしその後は打線が沈黙した。先発・野村は5回まで無失点投球も6回に崩れて2失点。継投策も決まらなかった。

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