鳥谷、右膝周辺の不安「全然大丈夫」 中日戦出場に意欲

[ 2014年6月26日 08:37 ]

和田監督(左)らが見守る中、フリー打撃で快音を響かせる鳥谷

 右膝周辺に不安を抱えている阪神・鳥谷敬内野手(32)が25日、甲子園球場で行われた全体練習に参加。ほぼフルメニューをこなすとともに、27日から再開するリーグ戦出場へ意欲を見せた。

 練習を終え、クラブハウスへと引き揚げる際、鳥谷は笑顔を交えながら、きっぱりと語った。

 「全然大丈夫です。何ともないですよ」

 降って湧いた騒動に、自らの言葉で終止符を打った。前日24日の全体練習を欠席。球団関係者の話を総合した結果、右膝周辺に違和感を訴え、精密検査を受けたことが明らかになった。報道陣から症状を問われた和田監督も「何日か抱えながらやっていた」と返答。精密検査から一夜明けたこの日の動向が、注目されていた。

 ナインとともにグラウンドへ姿を見せると、全力ではないもののダッシュを披露。キャッチボール、投内連係のメニューをこなし、フリー打撃も通常通りにこなした。スイングは徐々に力強さを増し、最終的には37スイング。試合出場に関して問われると、再度「全然大丈夫です」と言い残して姿を消した。

 27日からの中日戦(甲子園)出場へ向けては、指揮官も同じ見解だった。「(練習を)見ての通り。大丈夫ということ」。目下、1390試合連続出場中。万全でないにせよ、その数字をさらに伸ばしてくれそうだ。

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2014年6月26日のニュース