大商大・吉持、愛学大・源田 俊足&複数ポジションで代表入りアピール

[ 2014年6月22日 13:29 ]

大学日本代表選考合宿で俊足をアピールした大商大・吉持

 ハーレム国際大会(7月11日開幕、オランダ)に出場する大学日本代表選考合宿が22日、相石ひらつか球場で打ち上げた。

 京大の田中英祐投手(4年、白陵)、名大の七原優介投手(4年、知立東)ら投手の注目選手が多い中、俊足で代表入りをアピールしたのが大商大の吉持亮汰内野手(3年、広陵)と愛知学院大の源田壮亮内野手(4年、大分商)だ。

 善波達也監督は野手の選考ポイントに「俊足」「複数ポジションをこなせる」を挙げており、2人はそれに合致する活躍を見せた。

 吉持は21日の紅白戦で、二盗、三盗を連続して成功。50メートル走ではチームトップで唯一の5秒台となる5秒8をマーク。「足と肩には自信がある。すべてを出すつもりでやってきた。持ち味を出せたと思う」と納得の表情だった。本職は三塁手だが外野や捕手も経験がある。現在3年生だが、ネット裏で視察したDeNA・八馬幹典スカウトは「投手以外ならどこでも守れる器用さがあり、魅力的な選手」と評価。来秋はプロ注目の存在となりそうだ。

 源田は全日本大学選手権4強入りの原動力となり、代表に追加招集された。20日の紅白戦では名大・七原から内野安打と三盗。守備でも本職の遊撃のほかすべての内野ポジションをこなし、こちらも持ち味を発揮した。

 代表24人は22日午後に発表される。

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