星野監督、塩見をバッサリ「勝ち星がいらないんじゃないの」

[ 2014年4月19日 18:39 ]

<楽・日>4回2死一、二塁、打者・大引のとき、降板を命じられた先発・塩見(中央)

パ・リーグ 楽天9―5日本ハム

(4月19日 コボスタ)
 2試合連続の2桁安打となる13安打で2連勝。再び貯金生活に入った楽天だが、試合後の星野監督の表情には不満の色がにじんでいた。

 「うん。打線はね。うまくつながってくれているね」。怒りの矛先は先発の塩見だ。序盤に打線の大量援護をもらいながら8安打4失点で4回途中降板。「いつものこどだから別に…腹は立っているけどね」と切り捨てた。

 先制直後の2回1死から大野に二塁打、続く石川慎に中前適時打と下位打線に連打を許して あっさり同点に追いつかれてしまう。5点を勝ち越した4回も1死から下位に連打を許し、失策もあって3失点。中田に四球を与え2死一、二塁となったところで交代を命じられた。

 5点リードの3回途中で降板した12日のロッテ戦に続く不本意な投球。指揮官は「勝ち星がいらないんじゃないの。あれだけ点を取ってくれているのに自分で(勝ち星を)放棄している。生活がかかっているんだから、チャンスはものにしないと」と左腕に奮起を促した。

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2014年4月19日のニュース