レッドソックス地元紙 ポスティング改定遅れは「好都合」

[ 2013年11月19日 05:30 ]

楽天の田中

 レッドソックスの地元紙「ボストン・グローブ」が、ポスティング・システム(入札制度)の改定が遅れている現状に「当面はレ軍に好都合かもしれない」との記事を掲載。田中獲得に最も熱心とみられる同地区のライバル、ヤンキースの補強全体への動きが鈍るためだ。

 ヤ軍は10年総額3億ドル(約300億円)を希望しているとされるカノとの残留交渉も抱えている。レッドソックスも田中を評価しており資金力も豊富だが、先発陣が最優先の補強課題ではない。

 同紙は匿名の代理人の「日本のエリート選手がFA権取得まで待たなければいけないのか?」とのMLBへの批判を掲載。代理人は全ての側に利益を生む制度を待望しているとしつつ「ヤ軍が田中を獲るには(制度改定の)早さが全てではないのか」と結んだ。

続きを表示

2013年11月19日のニュース