強姦容疑で逮捕の宮本容疑者 甲子園も神宮も経験したエリートが…

[ 2013年11月12日 14:43 ]

強姦などの疑いで逮捕された宮本賢容疑者

 強姦などの疑いで千葉県警船橋署に逮捕された日本ハムの元投手で2軍マネジャーの宮本賢容疑者(29)。関西高時代にはセンバツに2度出場、2002年の第74回大会では選手宣誓を務め、主将兼エースとして同高のベスト4入りに貢献した。

 早大入学後には打力を評価されて外野手に転向したものの、1年秋に投手復帰。4年時には早大では織田淳哉以来となる投手での主将に就任。チームを東京六大学野球秋季リーグ戦優勝、明治神宮野球大会準優勝に導いた。リーグ通算23勝を挙げ、2度のベストナイン(05春、06年秋)と最優秀防御率(05春)のタイトルも獲得。日本ハムには希望枠で入団している。

 日本ハムでは1年目は1軍登板がなかったが、翌08年に1軍デビューを果たし、9試合に登板(0勝0敗、防御率5・40)。3年目の09年には自己最多となる12試合に登板し、0勝0敗ながら防御率3・07とまずまずの成績を残した。しかし、10年は1試合の登板に終わり、11年にサイドスローに転向したものの、1軍の登板機会がないまま、12年オフに戦力外通告を受けた。

 今年から2軍マネジャーを務めていたが、逮捕容疑となった事件を起こしたのは6月下旬。船橋市の路上で、歩いていた女性に乱暴するなどしたという。入団時に背番号「17」を与えられた元エリート選手が、なぜそんな愚行に走ったのだろうか…。

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2013年11月12日のニュース